先週の日曜日(23日)は午後の診察を休ませていただいて、AiCVD(アジア獣医皮膚科専門医協会)セミナーに参加してきました。
場所は大阪のブリーゼプラザで、ブリーゼブリーゼというビルの7階でした。
大阪駅前でのセミナーはよくありますが、この会場は初めてです。
勉強会以外で大阪に行くことはほとんどない田舎者ですから、どういった場所かわからず地図に従って到着しましたが、
こんなお洒落なところでセミナーとは想像していませんでした^_^;
さて、セミナーはその名の通りですが、皮膚病の話。
私自身興味が強い分野であり、当院でも力を入れているところです。
講義は獣医皮膚科で非常に高名なI先生がしてくださいました。
何度も先生の講義は受講していますが、本当にわかりやすいです(^_^)
今回のテーマは
①細菌性膿皮症
②アロペシアX→原因不明の脱毛症のことです。
③ノミアレルギー性皮膚炎 でした。
特に①に重きを置いた講義をしていただきました。
細菌性膿皮症は皮膚の表面に起こる細菌感染症で、ヒトの”とびひ”に似た病気です。
抗生物質(細菌をやっつけるお薬)の内服治療が中心でしたが、最近これではうまくいかないワンちゃんが増えてきました。
そこで、今は薬用シャンプーや外用療法(軟膏やクリーム)が見直されてきているようです。
その辺りについても色々教えていただきました。
当院でも院内でのシャンプー療法、ご自宅での外用療法、内服治療に工夫を加えてみたりして、治療に一定の効果が出てきている感があります。
今回教えていただいたことを反映して、今までの治療法をアレンジしていきたいと思っています。
お休みをいただきましてありがとうございましたm(__)m
院長
滋賀県湖南地域(守山市・栗東市・野洲市・草津市)の動物病院
くすの木動物病院