昨日は紅白出場者の発表がありましたね。年末がやってきたんだなとテレビを見ながら思っていました。
動物病院の業界では、この時期は勉強会が多いです。
10月末から11月初めは風邪をひいてしまい、なかなか出席できていませんでした(-_-;) 昔は1日ぐっすり眠れば、すぐに治っていたはずだったんですが…
風邪が流行っているようですので、皆さんご注意ください。
さて、11月の後半はすっかり復活しましたので2つのセミナーに参加してきました。
1つ目は毎月開催されているレクチャーシリーズin京都に21日の夜に行ってきました。
今回からは血液の病気がテーマに変わり、急性骨髄性白血病と骨髄異形成症候群について講義をしていただきました。
どちらの病気も血液の工場である骨髄に問題が起こって発生する病気です。
診断のために必要な骨髄検査や治療方法などを教えていただきました。
2つ目は24日の祝日に大阪で開催された企業主催のセミナーに参加してきました。
会場は西梅田のハービスホールでした。
広い会場でおそらく300名くらいの方々が参加されていたんではないでしょうか?みなさん勉強熱心です。
内容は肝臓の近くにある胆嚢の病気(胆泥症や胆嚢粘液嚢腫)についてでした。
高脂血症があったり、ホルモン性の病気がある中高齢のワンちゃんにこの病気が多いです。
特にシュナウザーとシェルティで多く見かけます。(うちの病院でも同じ傾向です)
検査で異常があっても無症状の子も多いのですが、特に胆嚢粘液嚢腫はいったん症状が出だすと劇的に悪化する厄介な病気です。
今日のセミナーは主に手術による治療法を教えていただきました。
健康診断での早期発見(血液検査や超音波検査)と無症状時から手術を考える必要性もあると講義を通して感じました。
健康診断のキャンペーンを実施中ですので、ご興味のある方はご相談ください。内容などをご説明させていただきます。
院長
滋賀県湖南地域(守山市・栗東市・野洲市・草津市)の動物病院
くすの木動物病院